2026/11/08
車検に必要なもの|当日までにそろえる書類と忘れたときの対処
当日の持ち物は車検証と自賠責保険証が中心
納税証明書が要る場合となくしたときの対処
書類が足りないときの相談の順番と前日の見直し
車検に必要なものが分からず、予約の後に何を用意すればよいか迷う方は少なくありません。書類が1つ足りないだけで受付が進まないと聞くと、前の日から落ち着かなくなるものです。
結論から言うと、お店に車検を頼むときの持ち物は車検証と自賠責保険証が中心です。納税証明書は原則として提示を省略できます。任意保険証券やロックナットは、代車や点検の作業で要る物として一緒に持って行きます。この記事では国土交通省の案内と整備工場の受付の流れをもとに、持ち物を10の観点で整理しました。読み終えるころには、自分の車に何が要り何が要らないかまで判断できるようになります。
1. 車検の当日に持って行くもの
お店に車検を頼む日の持ち物は、車検証・自賠責保険証・任意保険証券の3つが基本です。ホイールにロックナットを使っている車は、その専用のナットを外す部品も持って行きます。納税証明書は原則として提示を省略できますが、納税と車検の時期が重なると求められることがあります。国の案内でも継続検査の書類として自動車検査証と自賠責保険の証明書が挙げられています。まずはこの3つと2つの例外を覚えておけば、当日に慌てずに済みます。
書類の数で考えると、手元で用意するのは多くても5点ほどです。点検整備記録簿や検査の申請書は、お店が車検の手続きの中で用意します。自分で検査場へ車を持ち込むユーザー車検では、こうした書類も自分でそろえる必要があります。お店に頼む場合は、自分で用意する物はお店が案内する分だけと考えると分かりやすくなります。
よくあるのは車検証は持って来たのに自賠責保険証を家に置いてきた例です。2つは同じ封筒に入っていることが多いものの、どちらかだけを車から出して別の場所にしまう方もいます。予約の確認の電話や案内で当日の持ち物を聞いたら、その場でメモしておきます。予約を入れたら、まず車検証と自賠責保険証が手元にそろうかを確かめてください。
お店が用意する書類
お店に車検を頼むと、点検整備記録簿や検査の申請に使う書類はお店の側で用意します。点検と整備の中身は記録簿に書き込まれ、引き渡しのときに受け取ります。検査の手続きに使う印紙や申請書も、車検の作業の一部として扱われます。そのため利用者が窓口で書類を買いに行く場面はありません。用意するのは車と身の回りの書類だけと覚えておくと準備が軽くなります。
自分で用意する書類
自分で用意するのは、車の中や家で保管している書類です。車検証と自賠責保険証は、車のダッシュボードの物入れにまとめて入れている方が多くいます。任意保険証券は家の書類の箱にしまっていることが多いので、前もって探しておきます。ロックナットを外す部品は、トランクや工具の袋に入っていることがあります。3つの保管場所を先に確かめると、当日の朝に探し回らずに済みます。
2. 車検証と自賠責保険証の確かめ方

車検証と自賠責保険証は、書類の名前と期限の2点を見て確かめます。どちらも車検の手続きの土台になる書類で、名前が違う書類を持って来ても代わりにはならないからです。車検証は正しくは自動車検査証と言い、2023年1月からはICタグの付いた電子車検証に順に切り替わりました。自賠責保険証は自動車損害賠償責任保険証明書という名前で、保険の期間が書かれています。車検証の満了日と自賠責保険の期間は近いことが多いので、2つを並べて見ると分かりやすくなります。
確かめる順番は、まず車検証の名前と車の登録番号を見ます。次に自賠責保険証の保険期間の終わりの日を見て、車検の満了日より後かどうかを比べます。電子車検証の場合は券面に満了日が書かれていないので、一緒に受け取った「自動車検査証記録事項」で確かめます。2枚を並べて日付を比べると、期限の勘違いを防げます。
よくあるのは前の車の自賠責保険証や古い年の証明書を持って来てしまう例です。書類の形が似ているので、封筒に入ったままの古い証明書と取り違えることがあります。今の車の登録番号が書かれているかを見れば、取り違えはすぐに分かります。書類を出したら、車の登録番号と期限の2か所に印を付けて確かめてください。
| 書類 | 見る所 | よくある取り違え |
|---|---|---|
| 車検証 | 登録番号と満了日 | 電子車検証で満了日が見つからない |
| 自賠責保険証 | 保険期間の終わりの日 | 前の期間の古い証明書 |
| 記録事項 | 満了日と使用者 | 車検証と別に保管して忘れる |
電子車検証で見る所
電子車検証は券面に満了日が書かれていないのが紙の車検証との違いです。満了日はICタグに記録されていて、国土交通省が案内する車検証閲覧アプリで読み取れます。一緒に受け取る「自動車検査証記録事項」の紙にも、満了日や使用者が書かれています。記録事項の紙は車検の手続きに出す書類ではありませんが、確認には役立ちます。記録事項を車検証と同じ封筒に入れると、確かめるときに迷いません。
自賠責保険証で見る所
自賠責保険証では、保険期間の終わりの日と車の登録番号を見ます。車検を受けると、次の期間の自賠責保険にもあわせて入り直すのが一般的な流れです。今の証明書はその手続きで期間がつながっているかを確かめるのに使います。証明書が見つからない場合は、加入している保険会社や代理店に再発行を相談します。期間の終わりの日に印を付けると、次の更新の時期も分かります。
3. 納税証明書が要る場合
納税証明書は、今は原則として提示を省略できる書類です。普通車は2015年4月から、車検の窓口で自動車税の納付を電子的に確かめられるようになりました。軽自動車も2023年1月から、軽自動車税の納付をオンラインで確かめる仕組みが始まっています。ただし納めた直後でまだ記録に反映されていないときや、過去の分に未納があるときは確かめられません。こうした場合は紙の納税証明書を見せる必要があります。
時期で考えると、車検の満了日が4月から6月ごろの車は納税と車検の時期が重なりやすくなります。納めてから記録に反映されるまでの日数は、納め方によって数日から数週間と幅があります。納めたばかりの領収の付いた証明書は、車検の日まで捨てずに取っておきます。
よくあるのは毎年届く納税通知書の証明書の部分を納めた後に捨ててしまう例です。その年に車検がなければ困りませんが、車検の年は確認に使うことがあります。中古車を買ったばかりの方やほかの市町村から引っ越して来たばかりの方も、確かめられないことがあります。4月から6月に車検を受ける方は、納税の領収の付いた証明書を車検の日まで保管してください。
普通車の納税証明書
普通車の自動車税は都道府県の税で、愛知県では2015年4月から車検の窓口で納付を電子的に確かめています。そのため運輸支局などで納税証明書を見せる手続きは、原則として省略できます。紙の証明書が要る場合は、県税事務所などで車検用の証明書の交付を申請します。申請は窓口のほか郵送でも受け付けていて、管轄は車検証の住所で決まります。管轄の県税事務所を先に調べると、二度手間を防げます。
軽自動車の納税証明書
軽自動車税は市町村の税で、2023年1月から軽自動車検査協会などが納付をオンラインで確かめられるようになりました。この仕組みで、車検の窓口での納税証明書の提示は原則不要になっています。ただし納付の直後や中古車を買った直後、転居の直後などは確かめられないことがあります。半田市で軽自動車を使っている方も、この時期に当てはまるなら紙の証明書を用意します。当てはまるかを予約のときに伝えると、案内を受けやすくなります。
3つの車検メニュー
4. 納税証明書をなくしたとき
納税証明書をなくしたときは、税の窓口で再発行を受けるのが基本の対処です。普通車なら都道府県の税事務所、軽自動車なら市町村の役場が窓口になります。ただし今は原則として提示を省略できるので、なくしても困らない場合が多いことも知っておきます。困るのは納めた直後で記録に反映されていないときや過去の分に未納があるときです。まずは自分の車が電子的に確かめられる状態かどうかを考えます。
手順で考えると、最初にいつ・どの方法で納めたかを思い出します。納めてから日が浅い場合は、記録に反映されていない可能性があります。その場合は税の窓口で車検用の証明書の交付を申し込みます。お店によっては、条件を満たせば店で納税を確かめられることもあります。納めた日と方法を書き出すと、相談がすぐに進みます。
よくあるのは証明書が見つからないまま車検の日を迎えて受付で初めて相談する例です。当日に分かると、税の窓口が開いている時間に行けるとは限りません。車検の日の1週間ほど前に書類を確かめておけば、窓口へ行く時間を取れます。証明書が見つからないときは、車検の日より前にお店へ電話して要るかどうかを確かめてください。
再発行の窓口
普通車の自動車税は県の税なので、愛知県では県税事務所などが証明書を発行しています。軽自動車税は市町村の税なので、その市町村の役場が窓口です。車検用の証明書は、窓口で「継続検査用」と伝えて申し込みます。愛知県では郵送での申請も受け付けているので、平日に行けない方も手続きできます。どの税かで窓口が変わることを先に押さえておきます。
お店で確かめられる場合
お店によっては、条件を満たせば店で納税を確かめられることがあります。車検のコバック半田店もその1つで、なくした場合はまず店に相談するよう案内しています。条件は車の種類や納めた時期で変わるため、電話で状況を伝えるのが近道です。そのうえで紙の証明書が要ると分かれば、税の窓口へ行く段取りを組みます。相談してから窓口へ行く順番にすると、無駄な外出を減らせます。
5. 任意保険証券を持って行く理由

任意保険証券を持って行くのは、代車を借りるときに任意保険を確かめるためです。車検の間に代車を使う場合、その代車で事故に遭ったときは利用者が入っている任意保険で対応するのが一般的です。お店は貸し出す前に、その任意保険が有効かを確かめる必要があります。確かめられないと、代車を貸してもらえないことがあります。車検のコバック半田店でも、任意保険が有効か確かめられないと代車を貸せないと案内しています。
代車を使うのは、主に車を1日預ける車検のときです。60分から終わるメニューには待合室で待てるものもあるので、代車を使わない方もいます。代車は台数に限りがあるので、予約のときに「代車希望」と伝えておきます。予約と証券の2つをそろえると、当日の受け渡しがすぐに進みます。
よくあるのは保険証券がどこにあるか分からずスマートフォンの契約画面で済むと考える例です。画面で確かめられるかはお店によって違うので、紙の証券を探しておくほうが確実です。保険の更新で証券が新しくなっている場合は、新しいほうの証券を持って行きます。代車を頼む方は、予約の電話をする前に任意保険証券の場所を確かめてください。
POINT代車を借りるときの準備
代車で事故に遭ったとき
代車で事故に遭ったときは、利用者の任意保険で対応するのが基本です。だから貸し出す前に、保険の名義や期間が有効かを確かめます。保険の内容によっては、ほかの車を運転したときの補償の扱いが違うことがあります。気になる方は加入している保険会社や代理店に前もって聞いておきます。補償の範囲を聞いておくと、代車を安心して運転できます。
証券が見つからないとき
証券が見つからないときは、加入している保険会社や代理店に連絡します。契約者の名前や車の登録番号を伝えれば、証券の再発行や契約内容の確認の方法を案内してもらえます。再発行には日数がかかることがあるので、車検の日の1週間前には探し始めます。代車を使わない受け方を選べば、証券がなくても車検を受けられる場合があります。代車が要るかを先に決めると、準備の優先順位がはっきりします。
6. ロックナットを使っている車
ホイールにロックナットを使っている車は、専用のナットを外す部品を車検の日に持って行きます。ロックナットは盗難を防ぐためのナットで、決まった形の部品がないと外せません。車検の点検ではブレーキなどを見るためにタイヤを外す作業があります。部品がないとタイヤを外せず、点検が進まなくなります。お店の持ち物の案内にも、ロックナットを使っている人は持って来るよう書かれています。
確かめる方法は、ホイールのナットを1本ずつ見ることです。ほかのナットと形や模様が違うナットが1つずつ付いていれば、ロックナットの可能性があります。専用の部品は車を買ったときの付属品の袋やトランクの工具入れに入っていることが多くあります。ナットの形を4つの車輪で見比べると、すぐに見分けられます。
よくあるのはタイヤ交換をお店に任せていてロックナットを付けていること自体を忘れている例です。前の持ち主が付けた中古車では、部品がどこにあるか分からないこともあります。部品が見つからないときは、予約のときにその事情を伝えてお店に相談します。車検の前に一度ホイールを見て、ロックナットの有無と部品の場所を確かめてください。
外す部品の保管場所
ロックナットを外す部品は、アダプターと呼ばれる小さな金具です。車を買ったときに、取扱説明書や付属品と一緒に渡されることが多い物です。トランクの床下の工具入れや、グローブボックスの奥に入っていることもあります。見つけたら車検の日はすぐ出せる場所に移しておきます。見つけた場所をメモしておくと、次のタイヤ交換のときにも役立ちます。
タイヤ交換と同じ日の準備
車検と一緒にタイヤ交換を頼む場合も、ロックナットの部品は欠かせません。タイヤを外す回数が増えるだけで、必要な部品は同じです。持ち込んだタイヤの交換を頼むときは、タイヤのサイズによって対応できないことがあるので先に電話で確かめます。部品とタイヤの情報を一度に伝えれば、作業の段取りが立てやすくなります。部品とサイズを一緒に伝えると、当日の作業が止まりません。
7. 車検証の使用者と違う人が持ち込むとき
車検は車検証の使用者本人でなくても受けられるのが一般的です。家族の車を代わりに持ち込む場合や会社の車を担当の方が持ち込む場合も、手続きは同じように進みます。ただしお店によっては、使用者本人でない場合に納税証明書の確認を求めることがあります。車検のコバック半田店も、使用者本人でなくても受けられるとしたうえで納税証明書の確認が要ると案内しています。持ち込む人が誰かを、予約のときに伝えておくと話が早く進みます。
準備の数で考えると、本人が持ち込む場合の持ち物に納税証明書が加わる形です。整備の中身を決める説明を受けるのも、持ち込んだ人になります。費用や交換する部品を決めるので、使用者と事前に話し合っておくと当日に迷いません。決めてよい範囲を先に聞いておくことが、代わりに持ち込むときの要点です。
よくあるのは家族の車を預けた後に追加の整備の相談を受けてその場で決められずに困る例です。電話で本人に確かめるうちに時間が過ぎ、作業が止まってしまうこともあります。予算の上限と、乗り続ける年数だけでも本人に聞いておけば判断しやすくなります。代わりに持ち込む方は、予約の前に使用者と予算の目安を決めておいてください。
家族の車を持ち込むとき
家族の車を持ち込むときは、本人の書類一式を預かって行きます。車検証・自賠責保険証に加えて、代車を使うなら本人の任意保険証券も要ります。代車を運転するのが持ち込んだ人なら、その人が補償の対象になるかも確かめておきます。説明を聞いた内容は、メモを取って本人に伝えます。聞いた説明をメモで持ち帰ると、次の車検の判断にも使えます。
会社の車を持ち込むとき
会社の車を担当の方が持ち込むときも、車検証の使用者が会社であれば手続きは同じです。社内で決めた予算の範囲や決裁の手順を、持ち込む前に確かめておきます。追加の整備が出たときに、誰に電話して決めるかも決めておくと作業が止まりません。商用車はお店へ直接問い合わせるよう案内されているので、先に電話で確かめます。連絡を受ける人を1人決めると、相談の返事が早くなります。
8. 名義変更を一緒にするとき

車の持ち主が変わった場合は、車検と同時に名義変更を頼むこともできます。名義変更は正しくは移転登録と言い、新しい持ち主の名前に車検証を書き換える手続きです。国の案内では名義変更の申請には有効期間のある車検証が要るとされています。車検の時期と持ち主が変わる時期が重なるなら、一度に済ませると手間が減ります。車検のコバック半田店も、車検と同時に名義変更の手続きを受けています。
書類の数で考えると、名義変更では車検の持ち物に加えていくつかの書類が増えます。国の案内には前の持ち主の譲渡証明書や発行から3か月以内の印鑑証明書などが並んでいます。車庫の場所が変わる場合は、車庫証明が要ることもあります。どれが要るかは、持ち主が変わった理由や住所で変わります。状況を電話で伝えて書類を聞くのが確実です。
よくあるのは前の持ち主から書類を受け取る前に車検の予約を入れて当日に書類が足りない例です。前の持ち主と連絡が取りにくくなると、手続きが長引くこともあります。書類は持ち主が変わる日に一緒に受け取ると決めておくと安心です。名義変更を一緒にする方は、予約の前に必要な書類をお店に電話で確かめてください。
名義変更で増える書類
国の案内に並ぶのは、前の持ち主の譲渡証明書や新旧の持ち主の印鑑証明書などです。代わりの人が手続きする場合は、委任状も加わります。前の持ち主の住所や名前が車検証と違う場合は、つながりを示す住民票などが要ることもあります。どれが当てはまるかは状況で変わるので、自分で決めつけずに確かめます。書類の一覧を電話で聞いて書き出すと、受け取り忘れを防げます。
車検と分けたほうがよい場合
前の持ち主の書類がすぐにそろわない場合は、車検と名義変更を分けることも考えます。車検の満了日が近いのに書類を待っていると、期限を過ぎるおそれがあるからです。先に車検を済ませ、書類がそろってから名義変更をする順番もとれます。どちらを先にするかは、満了日と書類がそろう日を比べて決めます。満了日を優先して順番を決めると、期限切れを防げます。
9. 書類がそろわないときの相談
書類がそろわないと気づいたら、車検の日より前にお店へ電話で相談します。足りない書類によっては、お店で確かめられたり後から出したりできる場合があるからです。逆に当日になって分かると、受付ができても手続きが進まないことがあります。相談するときは何が足りないかと車検の満了日の2つを伝えます。満了日まで日があれば、書類をそろえる時間を取れます。
日数で考えると、再発行に時間がかかる書類は1週間前後を見込んでおくと安心です。税の証明書は窓口でその日に受け取れることもありますが、郵送なら日数がかかります。保険の証明書や証券も、再発行の手続きに数日かかることがあります。再発行の日数を先に聞くと、予約の日を動かすかどうかを判断できます。
よくあるのは足りない書類を言い出しにくくてそのまま当日を迎えてしまう例です。お店の側は事情が分かれば段取りを組み直せます。予約の日を変えるときや取り消すときも、電話で受け付けているお店が多くあります。書類が足りないと分かった日に、お店へ電話して満了日と足りない書類を伝えてください。
自賠責保険証がないとき
自賠責保険証が見つからないときは、加入している保険会社や代理店に再発行を頼みます。加入した会社が分からない場合は、前に車検を受けたお店に聞くと分かることがあります。自賠責保険は車を走らせるのに欠かせない保険なので、期間が切れていないかも合わせて確かめます。再発行の手続きには、車検証の情報が要ることがあります。車検証を手元に置いて電話すると、手続きが早く進みます。
車検証がないとき
車検証が見つからないときは、運輸支局などで再交付を受ける手続きがあります。軽自動車の場合は軽自動車検査協会が窓口です。車検証は車検の手続きの土台になる書類なので、見つからないままでは車検の作業を進められません。まずは車の中と家の書類の箱をもう一度探し、それでもなければお店に相談します。探す前にお店へ状況を伝えると、再交付の段取りも案内を受けられます。
10. 前の日に見直したいこと
車検の前の日は、持ち物と車の中の荷物の2つを見直します。書類がそろっていても、車の中に荷物が多いと点検の前に片付ける時間がかかるからです。国のユーザー車検の案内でも、検査の前に荷物やホイールカバーなどを外すよう書かれています。お店に頼む場合も、トランクや座席の荷物は少ないほうが作業が進みます。前の日に10分ほど時間を取れば、どちらも見直せます。
見直す順番は、まず書類を1つの封筒にまとめることです。車検証・自賠責保険証・任意保険証券に、必要ならロックナットの部品と納税証明書を加えます。次にトランクと座席の荷物を降ろします。封筒と荷物の2つを前日に済ませると、当日の朝は車に乗るだけになります。
よくあるのはトランクにゴルフの道具や子どもの荷物を積んだまま預けてしまう例です。荷物があると、点検で床下を見るときに一度降ろす手間が出ます。貴重品を車に残したまま預けるのも避けたいところです。前の日の夜に、書類の封筒を作ってトランクを空にしておいてください。
持ち物の最終確認
最後に封筒の中身を1つずつ声に出して確かめます。車検証・自賠責保険証・任意保険証券の3つがそろっているかを見ます。ロックナットを使っている車は専用の部品を、納税証明書が要る場合はその証明書を加えます。2026年現在の受付の流れでは、ここまでそろえば当日に持ち物で困ることはほとんどありません。封筒を玄関に置いておくと、朝の出がけに忘れません。
車の中の片付け
車の中は、トランクと後ろの座席を中心に片付けます。点検ではタイヤを外したり車を持ち上げたりするので、重い荷物は降ろしておくと作業が進みます。ドライブレコーダーの記録など残したいデータがある場合は、前もって保存しておきます。小銭や鍵などの小物も、座席の下に落ちていないか見ておきます。トランクを空にして預けると、点検の前の手間が省けます。
書類は前の日に1つの封筒へまとめる
車検に必要なものは車検証と自賠責保険証が中心で、納税証明書は原則として提示を省略できます。足りない書類は車検の日より前に相談すれば、段取りを組み直せます。
FAQ
車検に必要なものに関するよくある質問
4つの質問
車検に納税証明書は要りますか?
原則として提示を省略できます。
納めた直後で記録に反映されていないときや未納があるときは、紙の証明書が要ることがあります。
納税証明書をなくしました。どうすればよいですか?
普通車は県税事務所、軽自動車は市町村の役場で再発行できます。
その前に、本当に要るかをお店に電話で確かめると手間が減ります。
家族の車を代わりに持ち込めますか?
使用者本人でなくても車検は受けられます。
納税証明書の確認を求められることがあるので、予約のときに伝えておきます。
代車を借りるのに何が要りますか?
有効な任意保険証券が要ります。
代車の事故は利用者の任意保険で対応するため、貸し出す前に確かめます。





